フォトグラファーの最近のブログ記事

高知県で活動する写真家の杉本春奈さんが、来月東京でグループ展を開かれるそうです。
なんと、私の写真展とほぼ同じスケジュール。私の写真展にも遊びに来てくれるとのことで、とても楽しみです。ぜひ遊びにきてね!そちらにも遊びに行かせていただきます!

沢田マンションの住人による写真展だそうです。
このマンションは、素人が建築した鉄筋コンクリートのマンションで、
その風貌はまるで軍艦島。 とても魅力的な建築物で、このマンションの写真もあるそうです。


お時間のある方は、こちらもぜひ足を運んでみてくださいね!

mixi杉本春奈コミュニティ
杉本春奈オフィシャルホームページ
----
鶴羽佳秀

先の記事で書いた渡邉奈臣「他人の夢」の写真展会場で、エプソンカラーイメージングコンテストを受賞したという女の子と会いました。

北沢美樹さんは、女友達をメインに撮影しているそうです。。
友達を撮影することで、自分を表現しようというコンセプトとのこと。とても面白いですよね。
自分の友達を撮影したら、そこには何かしらの一貫性が出てくると思う。
彼女の作品は、色も雰囲気もとても素敵で、作品としてとても魅力的な写真が多い。

そんな写真を見ながら、素直に友達を正面から撮影した写真も見てみたいとも思った。
そこにはきっとまた違う形で、北沢美樹さん自身が現れてくると思う。

そして、別れ際に彼女は自分のオリジナルプリントにサインを入れてプレゼントしてくれた。
緑色になった水槽と、そこに泳ぐ金魚。とても素敵な空気感。
今後がとても楽しみな作家さんです。

elt

----
鶴羽佳秀

渋谷ギャラリールデコの6階には、一面真っ黒な部屋がある。
その部屋で行われていた、渡邉奈臣さん写真展「他人の夢」を見てきた。

部屋に入ると、すべての写真が入り口に向かって配置されており、
展示自体、様々な「他人の夢」が浮かんでいるような、そんな空間。

作者の渡邉奈臣さんは、この作品を2年前から制作しており、
現時点での渡邉奈臣「他人の夢」をこの展示で発表したとのこと。

写真はモノクロで、様々な場所からの撮影。
風景に一貫性はなく、その一貫性のなさが違和感をかもし出していた。

まったく違う生活空間の写真なのだが、すべての写真に観覧車が写っている。
写っているというよりも、入り込んでいるかのように、
観覧車の一部が作品の中に現れているのだ。

渡邉奈臣さんいわく、観覧車は遊園地の象徴のようなものであり、
その象徴が生活にはみ出している感覚を、作品としたとのことだった。
心地よい違和感が、写真展にあふれていた。

全体として夢心地のあまりコントラストが強くない作品がよかったのだが、
あまりにもコントラストが強すぎ、夢ではなく現実のような写真があったので、
この写真はどうなのだろうかと、渡邉奈臣さんに話したのだが、
今考えると現実に近い夢もあってよいのかもしれない。
その違和感が、また「他人の夢」なのだろう。


違和感を心地よく思えた。

そんな不思議な体験をさせてもらった。。
渡邉奈臣さんの今後の活動が、とても楽しみである。

渡邉奈臣さんの「他人の夢」は、これで集大成なのだろうか。
今後も、このテーマでさらに挑戦してもらいたい。
久しぶりに続きが見たくなる写真展だった。

----
鶴羽佳秀
新宿ニコンサロンで、谷井 隆太展 [ものみゆさん]を見てきました。
作者の谷井隆太さんともたくさんお話をさせていただきました。
とても気持ちのよい写真展でしたよ。

monomiyusan.jpg

本作品のタイトルとなっている「ものみゆさん」は、漢字で書くと「物見遊山」と書きます。
戦前の方々が使っていた言葉だそうです。

会場に入ると、まず多くの人が写っていることが目に留まりました。
行楽地で各々が楽しむ姿。
DMに使われている動物園の写真も、6組ほどの人たちが行楽を楽しんでいる様子が切り取られています。
1組ずつよく見てみると、その姿がほほえましくもあり、またすこし面白くもあり。
この雰囲気が、日常の姿なのだなとしみじみ思います。

しかし、このご時世、街中で人を写すことに抵抗感をもってしまうことが多いので、やはり肖像権について気になってしまいました。
実際、展示会場でも作者の谷井隆太さんに、肖像権について聞く人が何人もいました。
私も、街中でのスナップを撮影していて、作品づくりをしています。
私の写真は、谷井隆太さんの「ものみゆさん」や前作の「えきすとら」のように、多数の人が写っているのではなく親子などの単位を意図的に撮影しているので、さらに肖像権の問題が厳しくなります。

先日、某雑誌社へ持ち込みに行ったときも、最近は肖像権が厳しいので、日本国内でのスナップはとても取り扱いが難しいといわれました。

しかし、谷井隆太さんの「ものみゆさん」や「えきすとら」のように、街中で撮影することによる空気感は、とても大切なのではないでしょうか。

谷井隆太さんとも話していたのですが、今の肖像権に対する恐怖感は、製作者側が自分で作り上げてしまった虚像なのかもしれないですね。

街中を闊歩する人の変顔を貶すことを目的に、意図的に写真を撮影する。

こんなことは許されることではないと思います。

しかし、それと同線上でストリートスナップを考えてしまっている感があります。

キャンデッドフォト(Candid Photo)と呼ばれるジャンルに入るであろう、この撮り方。
われわれは被写体となる方々を迫害する気持ちでいるのでない限りは、恐れずにそして堂々と、制作をするべきではないでしょうか。

そしてその作品が、文化的社会的に意義のある情報として。
後世に、今の日本のライフスタイルを伝えるべく、作品を作るべきだと思います。

ちょっと難しい話をしてしまいましたが、谷井隆太さんの「ものみゆさん」は、人々の行楽をすごす姿。
日常を、いとおしく楽しむ姿がとても気持ちよく切り取られました。
日常って、やっぱりいいですね。

谷井 隆太展 [ものみゆさん]
12/16 (火)~12/29 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

----
鶴羽佳秀

アイテム

  • skt6.jpg
  • 白いバウムTSUMUGI
  • 白いバウムTSUMUGI
  • 白いバウムTSUMUGI
OpenID対応しています OpenIDについて